軒の出と軒裏の真ちゅうくぎ
雨の多い日本の風土では、屋根の軒の出が重要だと思っています。
軒の出が小さいと雨が吹き込んで、窓が開けられなくなります。
弊社では、条件もありますが屋根の軒の出は深くすることにしています。
そうすることによって、建物の外壁と窓を雨風や日差しから守ってくれます。
また、軒下の利用も小さな家には欠かせませんよね。洗濯物干し、野菜の乾燥、
雨の日の作業など何役も働いてくれます。なるべく永く建物と暮らしと生活を
一緒に歩んでほしいこと、風土に合った建物外観も軒の出は重要だなと現場で
も感じてます。
現在進行中の平屋の軒裏は、杉です。それを真鍮のくぎで打っています。地味な
ところですがそんな小さなところもちょっとこだわってみると家の愛着もわいて
きますよね!監理しながらも「いいね~」とつぶやく現場です。