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今年1月にお引渡しをした「 家族5人で暮らす家 」に5カ月ぶりにお伺いしました。


インターホンを押すと、窓からお子さんたちが顔を出して「黒沢さんがきたよ~」

と元気な声でお出迎えしてくれました。今回は、収納スペースを多く作ったのです

が、整理整頓されていて「まだ余裕があります!」と伺えてほっととしました。


庭には、ご主人が作ったコンポスト。

家族5人分だと生ごみもたくさん出るそうですが、このコンポストに入れると土が

増えるわけではなく、自然と発酵・分解されていくんだそうです。

こういう環境の循環は、なによりも地球にも優しいなと思います。




この土を使って、奥さまやお子さんたちは胡瓜・ミニトマト・茄子などを育てていました。

この日もたくさんのミニトマトを収穫していました。自分たちで育てるっていいですよね!


家も同じで、暮らし始めて自分たちの色に馴染んでいきながら育っていくのかなと感じます。

ご夫婦ともにとても器用で自分たちで暖簾をつくったり、麻のカーテンを作ったりしていま

した。みごとに空間と馴染んでいるなあと感じました。




設計時は、上部吊棚の上は風が流れるように開口していましたが、ポリカーボネート板を作って

自由に取り外せるよう工夫していました。柔らかい光がとてもきれいです。

このように建築家が設計した時が完成ではなく、建主さんがそれぞれ暮らしながら感じた部分を

工夫しながら暮らしていく過程をみれたことがなによりも嬉しかったです。


またお伺いした時は、どんな野菜を育てているのかなと楽しみです。



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